唄芝居ニルノラフ

とある、唄芝居の森に住む 旅の妖精。
ニルノラフ。

彼は、いつだって孤独でした。

それは別に友達がいなかったわけではありません。

独りを好んでいたのです。
自由を好んでいたのです。


「今日はどこへ行こうか」


 ニルノラフは、今宵も旅へ出掛けます。
物語を探す旅へ。感情を紡ぐ旅へ。