パペット〜第四話〜

「そこはね
君の知らない街
君のことを知らない街
はじまりの街とも
呼ばれているね」

そう言うと妖精は
銀河行きの切符を
月男に渡しました

「さあ銀河行き
最終列車だよ
もちろんゼロの街へ繋がってる
決めるなら今だよ」

妖精は
出発のベルの音に
急かされながら
そう言いました

「乗るよ
私は私の中の
光を探す旅へ出よう」

月男は
銀河行きの切符を
握りしめると
満月のように
輝く瞳で
そう言ったのでした